自然体で生活できること
これからも自然体で生活できること

プロフィール
福島県いわき市出身、平成9年までいわき市で会社員をした後、北秋田市にある大野台グリーンファームにて2年間の県農業技術習得研修を経て平成11年4月に就農した。
氏名 | 土田 政広・紀子 |
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年齢 | 44歳 40歳 |
家族構成 | 本人、配偶者、子供 |
住所 | 北秋田市下杉 |
経営の概要
作目 | 規模(面積等) | 経営の特徴 |
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ハウス】 ほうれん草、トマト、ピーマン、キュウリ、モロヘイヤ | 1820㎡ 70坪×8棟 |
露地・ハウスにて年間通して30種類以上の野菜を農薬や化学肥料を使わずに栽培している。 |
露地】カボチャ、トウモロコシ、キャベツ | 7000㎡ | |
ハウス育成舎】比内地鶏 | 396㎡ | 1,200羽 |
就農の動機
会社勤めの緊張・圧迫から解放されて、心身共に安心感の持てる生活と自分で頑張った分だけ成果が得られる農業に就きたいと思い、2年間の研修制度を受けながら就農することを決意した。
地域とのつきあい
近所の高齢者がしばしば立ち寄って農作業を手伝ったり、お茶を飲んだりしており、近所の評判は良い。また、JA青年部へも参加し若い農業者達とも積極的に意見交換をしている。
就農しての感想
良かったと感じる点
- 地地域の方々にたくさんお世話になりながらも、住み心地はとても良く、気に入っている。生活は自然体で、無理をしていない。農業は家族で助け合ってやれる範囲が一番いいと思う。
苦労した点、また苦労している点
- 常に収穫、出荷をしたいので、年間の作付け計画とローテーションに気を配っている。大敵は連作障害であり、特にハウスの土作りには気を遣ってる。
- 生き物相手の仕事で計画どおりにいかないことがある。
就農希望者へのアドバイス等
野菜作りだけで暮らすのはリスクが高く、不安も大きい。秋田で就農するなら、貯蓄と水稲等複合経営は必須条件だと思う。
今後の目標
今の生活が自然体で一番良いと思う。ゆっくり無理をしない生活を続けていきたい。