新規就農者向け施策
県の支援制度
秋田県における新規就農者への支援策(一覧)
秋田県では、国の制度に加え、県独自の支援策も組み合わせながら、新規就農者の夢の実現を応援しています。
なお、農業技術を習得するための各種研修制度につきましては、「研修制度」も参照してください。
1.就農相談や就農後のサポート活動など、新規就農者を応援する体制づくり
就農前の相談活動から就農準備・定着段階まで、一貫したきめ細かなサポートを行います。
項 目 | 実 施 内 容 | お 問 合 せ 先 |
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相談窓口の設置
就農の啓発活動
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秋田県新規就農相談センター
(本所:秋田県農業公社、分室:秋田県農業会議)に新規就農相談員1名を配置し、主に就農地が決まっていない就農希望者を対象とした相談活動や、就農支援資金の貸付事務などを行います。
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(公社)
秋田県農業公社
018-893-6212
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就農定着支援チームによるサポート | 各地域振興局ごとに、県・市町村やJAなどをメンバーとする「就農定着支援チーム」を設置し、就農希望者に対する一貫したサポートを行います。 | 秋田県農林政策課
018-860-1726
最寄りの県地域振興局
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雇用就農の促進 | 秋田県農業公社に、新規参入サポート専門員1名を配置し、雇用就農者への指導や雇用の受け皿となる農業法人等への訪問活動を行います。 | (公社)
秋田県農業公社
018-893-6212
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2.農業への関心・意欲を就農に結びつけるための研修の実施(啓発・準備研修)
農業研修センターや秋田県新規就農相談センターを中心に、基礎的な内容の研修等を行います。
項 目 | 実 施 内 容 | お 問 合 せ 先 |
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雇用就農体験(インターンシップ)の提供 | <移住就業トライアル研修事業(県の制度で農業公社が実施)>
秋田県内の農業法人でインターンシップを行っています。
最短で2日間、最長で15日間参加が可能です。
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(公社)
秋田県農業公社
018-893-6212
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就農準備に向けた研修 | <準備研修(就農準備基礎講座)>
農業に関心のある方、地域で学べ!農業技術研修生等を対象に、経営開始に必要な基礎知識や就農情報に関する研修を実施します。
病害虫防除、土づくり、農業経営、農作業体験等
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県農業研修センター
018-881-3611
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3.就農を前提とした実践的な研修の実施(未来を担う人づくり対策)
農業を志す若者等が円滑に就農できるよう、実践的な研修を行います。
※ 以下の研修は、給付金などを受給しながら、就農に必要な技術習得ができる制度です。
詳細は、「農業研修・支援制度の御案内」パンフレットをクリックしてご覧ください。
項 目 | 実 施 内 容 | お 問 合 せ 先 |
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主に農業後継者向けの長期研修 | <未来農業のフロンティア育成研修>
・県の各試験場(農業試験場、果樹試験場、畜産試験場、果樹試験場天王分場、かづの果樹センター)で行う技術・経営研修(2年)
・2年目の実習期間は、プロジェクト研修の他、指導農業士や加工・小売業への派遣研修も用意されており、農業経営につながる応用的・実用的な知識・技術を習得することが出来ます。
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県農業研修センター
018-881-3611
最寄りの県地域振興局
市町村
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主に就農希望者等向けの長期研修 | <地域で学べ!農業技術研修>
市町村が設置する実験農場、研修施設・県内の農業法人や先進農家等で行う技術・経営研修・作目別の栽培から販売までの現場実践型の研修(6か月~2年以内)
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県農業研修センター
018-881-3611
最寄りの県地域振興局
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青年農業者の海外先進地研修 | <農業青年海外研修(国制度活用)>
欧米の農場での企業的な経営感覚や先進技術を習得するための研修
※(社)国際農業者交流協会の研修(アメリカ、欧州各国12~18カ月)
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県農業研修センター
018-881-3611
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4.農業法人等への雇用就農の推進
雇用就農の増加に対応し、農業法人や農業者に雇用されての研修の実施や、雇用主側の施設整備等を支援します。
項 目 | 実 施 内 容 | お 問 合 せ 先 |
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農業法人等に雇用されての研修(県内者向け) | <農の雇用事業(国の制度)>
農業法人等で働きながら生産技術等を習得する研修(1年~最長2年)
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秋田県農業会議
018-860-3540
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5.営農開始時の施設整備や立ち上げ経費への支援
就農リスクを抱える営農開始時の施設整備費用や経営費に対し支援します。
就農を応援する支援体制
就農定着支援チーム
新規就農者、特に農業以外から参入してくる方が自ら農業経営を開始するためには、様々な課題を解決する必要がありますが、本人の自助努力だけでは難しい場合が多く、関係機関・団体が総力を挙げて支援を行う必要があります。
このため、秋田県では、全ての地域振興局単位に、就農関係機関・団体の実務担当者を構成員とする「就農定着支援チーム」を設置し、就農希望者の円滑な就農と地域への定着をサポートしています。
どんなことを支援するの?
就農希望者本人からの要請に基づき、次のような支援を行います。
- 営農プラン作成に向けたアドバイス
- 農地・住居・中古農機等の情報収集・提供
- 公的補助・融資制度の紹介と有効活用に向けた支援
- 生産技術・経営管理ノウハウなどの指導
- 地域への溶け込みのサポート
チームのメンバーは?
- 地域振興局農林部(農業振興普及課)
- 市町村
- 市町村農業委員会
- 農業協同組合
- 地域内の指導農業士
- 県農業公社の新規参入サポート専門員 など
新規参入サポート専門員を配置しました。
(公社)秋田県農業公社では、平成23年度から秋田県の委託を受けて「新規参入サポート専門員」を1名配置しております。
近年、農業以外から参入して農業を始めたい方が増加傾向にあることから、自らの経営を開始したい方に対しては、就農定着支援チームの一員として助言等のサポートを行うとともに、農業法人等に就職して農作業に従事したい方のため、農業法人等の訪問活動等を通じて求人情報の掘り起こしや雇用就農しやすい環境づくりを行います。
ご要望があれば、いつでも伺います。気軽にお声をかけて下さい!
研修制度
秋田県における就農希望者等を対象とした研修制度
1.啓発・準備研修(農業に興味のある方、就農を目指す方向けの基礎研修)
・就農準備基礎講座
研修名 | 就農準備基礎講座 |
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研修期間 | 4回 |
対象者 | 就農希望者向け |
研修場所 | 県農業研修センター |
研修内容 | 病害虫防除(5月)、土づくり①(9月)・②(11月)、農業経営(10月) 各1日
農作業体験(随時、応相談)
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研修受講料 | 受講料 1人 500円 |
募集時期 | 上記まで随時 |
募集定員 | 各20名(農作業体験は若干名) |
2.実践研修
・未来農業のフロンティア育成研修
研修名 | 未来農業のフロンティア育成研修 |
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研修期間 | 2年 |
対象者 |
就農予定者・農業者向け
(本県での就農が確実で、申請時の年齢が50歳未満の方)
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研修場所 | 県農業試験場(作物コース、野菜コース、花きコース)
県果樹試験場、天王分場、かづの果樹センター(果樹コース)県畜産試験場(畜産コース)
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研修内容 |
1年目:就農に必要な農業技術や経営管理の基礎知識の習得 2年目:就農に向けた営農計画策定、プロジェクト研修または現地研修 |
研修奨励金の交付 | 県と市町村からの交付金、または国の「農業次世代人材投資資金(準備型)」(重複不可) |
募集時期 | 令和3年度研修生の募集は8月開始予定 |
申込方法 | 「未来農業のフロンティア育成研修生募集要項(8月発行予定)」に基づき、市町村に応募書類を提出。 |
※未来農業のフロンティア育成研修の様子は「農業試験場フロンティア研修 Facebook」で紹介されています
・地域で学べ!農業技術研修
研修名 | 地域で学べ!農業技術研修 |
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研修期間 | 6カ月以上 2年以内 |
対象者 |
就農予定者・農業者向け
県内就農予定が確実で、申請時の年齢が50歳未満の方)
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研修場所 | 市町村が設置する農業研修施設 |
研修奨励金の交付 | 県と市町村による研修奨励金または国の「農業次世代人材投資資金(準備型)」(重複不可) |
申込方法 | 就農を希望する市町村又は県(地域振興局、農業研修センター)にお問い合わせください。 |
※募集時期、人数等は変更となる場合があります。
以上の問合せ先:秋田県農業研修センター TEL 018-881-3611
・そのほかこんな研修制度もあります
- 農業法人で1週間~1ヵ月程度、就業体験してみたい
「農業インターンシップ」
詳しくは 全国新規就農相談センターのホームページへ - 農業法人等の従業員として働きながら、農業を学んでみたい
「農の雇用事業」
詳しくは 全国新規就農相談センターのホームページへ - 海外で先進的な農業の技術等を学びたい(農業青年向け)
「農業研修生海外派遣事業」
詳しくは (社)国際農業者交流協会のホームページへ
認定新規就農者になろう!